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名古屋桐箪笥

「経済産業大臣指定・伝統的工芸品・名古屋桐箪笥」の製造元。伝統工芸士が製作した総桐箪笥から現代的なデザインの総桐チェストまで、中部地区最大級の品揃え。想い出深い桐箪笥の再生(洗い)も承っております。

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ご注意! こういう桐箪笥もあります。。。


 お電話にて桐箪笥の本体が歪んで隙間が出来てしまい、ちゃんと扉が閉まらないので修理をお願いしたいとの相談がありました。
お電話ではよく分かりませんでしたので、写真を撮ってご来店頂く事に。お話を伺って推察するに引越しの際、何らかの圧力が本体に斜めに掛かって歪んでしまった結果だと考えられました。運ぶ際に落したのかもしれませんね。

 拝見すると桐箪笥と呼ぶには余りにも造りが酷く、箪笥ではなく箱という造りでダボ構造で作られている品でした。材料を見てもとても価格に見合う設えではなく、中の衣類の状態が懸念されますと正直に申し上げた処、大変驚いておられました。

 よく通販製品や量産品には、職人の顔写真入りで正に本物であるかのように手造り作っていますと書かれているのを見ることがありますが、ちゃんとした職人からみると見た目からだけでも直感的に判断できます。一般の方は判別が分からず、見た目や大きさ、価格だけで疑うことなく、当初から本物の桐箪笥だと思って買われている方が多いのには本当に驚かされます。そういう品は、材料が桐材かも疑問ですが、引出しの造りも堪えがたく桐風に見える唯の箱に過ぎません。気密性がないので、全く意味を成しません。

 良質な材料と腕の良い職人技によって製作された品が、総桐箪笥としての特長と機能を持って大切な衣類等を長期間に亘って保管するのです。勿論、使い手によって傷み具合が異なってくるのは重要な要素でもあります! 余りにも多くの方々が、このような類似品を本物と思って使っておられます。間違いのない本物の総桐箪笥選びに参考にして頂きたく、良質な品選びの一助になればと掲載させて頂きました!ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。

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 ※ お写真は、本物の総桐箪笥の普及啓発の為、ご理解を頂き掲載させて頂きました。


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