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名古屋桐箪笥

「経済産業大臣指定・伝統的工芸品・名古屋桐箪笥」の製造元。伝統工芸士が製作した総桐箪笥から現代的なデザインの総桐チェストまで、中部地区最大級の品揃え。想い出深い桐箪笥の再生(洗い)も承っております。

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想い出深い桐たんすの中から・・・

 古い桐箪笥の修理・再生をご用命頂く時に、多くの場合、引き出しの中に新聞紙(時には戦前の物も)が敷いてあります。
 これは、当時は桐箪笥と云っても総桐箪笥は高価で少なく、多くが前桐たんすや三方桐たんすであり、引出しの底板や側板に杉や樅を使っており、少しでも湿気やカビから大切な衣類を保護する為の生活の知恵ではないかと思われます。今でも新品の総桐たんすをご購入頂く時に、同様のご質問を受けることが時々あるのはその名残りでしょうか・・・
 日本人の物を大切に扱うと云う心使いがこんな場面にも見受けられるものですね。

 写真は先日、修理・再生にてお預かりした80年程前の古い桐箪笥の中から出て来た新聞紙ですが、昭和32年12月21日(土)の新聞でした。なんと50年以上前のもので記事や広告を見ると当時の世評が読み取れてきます。自分が生れる前の記事を見ると何とも不思議な感じになりますが、50年以上の長きに亘り大切な衣類を守ってきた桐箪笥にある種の敬意を表したい気分にもなりました。。。

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