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名古屋桐箪笥

「経済産業大臣指定・伝統的工芸品・名古屋桐箪笥」の製造元。伝統工芸士が製作した総桐箪笥から現代的なデザインの総桐チェストまで、中部地区最大級の品揃え。想い出深い桐箪笥の再生(洗い)も承っております。

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職場見学。愛知県立春日井西高等学校1年生が来社!

 
 毎年恒例の地元産業の郊外型学習の一環として、春日井西高等学校一年生の女子2名と男子7名の9名の生徒さんが見学におみえになりました。例年は殆ど女子でしたが、今年は男子が多く、嬉しいようなちょっと残念なような複雑な感じです。(#^.^#)

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 桐箪笥って何?から始まり、ショールーム・工房見学をしてもらい、以前テレビ取材を受けた時の製作工程のビデオ鑑賞や職人さんとも話をしたりでアッという間の2時間でした。彼らにとっては、どうも未知の世界だったようです。
 聞いてみると、生徒さんのお婆さまには、桐たんすを持っている方が3名程いると云うことでしたが、残念ながらご両親は全ての方がないと云うことでした。今の現実を映していることを改めて実感しました。(T_T)
 忘れ去られて行く本物の総桐たんすの良さを、こういった機会も生かしながら伝えて行く重要性を再認識した次第です。


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 桐箪笥を通して、職人の本物のもの造りが彼らの眼にどんな風に写ったのか分かりませんが、今後の人生に少しでもプラスになればと願った次第です。
            
                      ※ 写真は、了解を得て掲載させて頂きました。
   

100年程前の漆塗りの桐箪笥の再生です。

 
 一昨年に 夫婦箪笥の洗い・修理再生でお世話になった方から、お電話頂き100年位前の箪笥を直してほしいとご相談がありました。風情はありますが見た目以上に全体的にかなり傷みが進んでいました。奥さま曰く私が嫁いできた時からあった箪笥なので、このまま処分するには忍びないとのことでした。お気持ちは、十二分に伝わりましたが、直すのは大幅に手を入れないと難しいかなと云う感じでした。。。 

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 ご相談のうえ、傷みの酷い引戸は総桐で新たに製作し、本体は黒漆仕上げに、金具は研磨再生塗装、引出しは桐や樅が使ってあったので、できるだけ元の姿に近い形で、まさに造り直しに近い感じですが、桐箪笥としての気密性を確保する為に全体的な狂い直しも行いました。何とか仕上げてお納めすることができて、奥さまにも大変お喜び頂け、まずは安堵しております。
 職人曰く、「手間の掛かる仕事ですが、喜んで頂けるのが何より。。。」 このひと言に集約されています。 
又、一棹、想い出深い桐箪笥が現役復帰です! ご用命、ありがとうございました。

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   ※ お写真は、ご了解を得て掲載させて頂きました。

11月は、伝統的工芸品月間です!

 
 伝統の「伝」の字と日本の心を表す「日の丸」をあしらったこもマーク、ご覧になったことがありますか?
このマーク「伝統証紙」が付された工芸品は、国が指定している伝統的技術を用いて、量産品ではなく、主に手造りで製作されている「本物」であることを証明しています。 
 ご検討の際、間違いのない、職人の息吹きを感じる「手造りの本物の品」を選ぶ目安として頂ければ幸いです。
               ※ 写真は、経済産業省 発行のポスターより。  
 
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不思議なお客さま。。。(-_-;)

 
 最近、30~40代位の男性が1人、若しくは友人?らしき人と来店されるケースが間々あります。お話ししてみると着物に興味があって、ある程度の枚数になったので、収納は桐箪笥に入れなければとご相談を頂いたりとか、趣味や好みの多様性と云う時代の流れなのか、今までとは異なったお客様の来店もあるようになりました。それはそれで、男性客と云う新たなお客さまの層が広がり大変ありがたく思っております。

 しかし時折り、同業者等の調査・情報収集ではないかと思われるような人もみえます。初めから、いきなり質問の嵐です。質問の内容が如何にも素人的ではありますが、生産量や桐材の供給先の事とか一般的な方とは視点が違い、購入目的で普通に気に入る桐箪笥を探している感じが全くありません。ご要望に合った提案をしようとお尋ねしても、話が噛み合いません。 
 お話ししていても変な違和感があり、恐らく相手も微妙に感じているのか、桐たんすの特長とか用途とかの具体的な話まで行かずに帰られていきます。

 以前、地元の家具店の若い営業の方が、「○○家具の営業の○○です。色んなお客様を訪問して桐箪笥のこととなると出雲屋さんことが必ず話題になりますので、勉強の為にお話しを聞かせて頂けませんか。」と正々堂々と訪ねて来られました。ある意味、気持ちがいいですね! 

 帰られる際には、「お互い、大変な時代ですが頑張りましょう」と云う話にもなりました。私の中では、その営業の方の真摯な想いを通して、そのお店の好感度が上がったことが思い出されます。 
 こういう話なら、前向きないい感じで、明日からもまたお役に立てるようと云う気持ちにもなれるのですが。。。 難しいものです。

総桐 夫婦箪笥 + をお届けして参りました。

 
 今年の春に総桐箪笥のことについてお電話にてご相談を受け、当初は、一棹をご検討頂いておりましたが、ご来社頂き様々なご相談をさせて頂く中で、最終的にお気に召した伝統的な夫婦箪笥をご用命頂きました。納品当日は、ご両親さまとお嬢さまもお見えになり、再度、総桐箪笥の特長と正式な扱い方をお話しさせて頂き、無事設置をさせて頂きました。

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 さらにお届けの連絡をさせて頂いた折り、奥さまから他の漆塗りの総桐小箪笥が気に掛かると云うことでしたので、取り合えずお持ちさせて頂くことになり、お部屋に置いてみた処、大変お気に入り頂きそのままお使い頂くことになりました。小さめな総桐箪笥ではありますが、名古屋桐箪笥の伝統技法と漆塗り、取手には螺鈿細工を施した他にはない大変凝った品です。 
 ご主人さま曰く、「両方とも、店で見たよりずっと良く見える」と言って頂きました。


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このようなことは滅多にありませんが、良いご縁を頂き本当にありがたい限りです。
大切にお使い頂けるものと確信しております。 ありがとうございました。 

      ※ お写真は、ご了解を得て掲載させて頂きました。